本屋のワゴンセールで購入。
実家に帰って時間を持て余して本屋に行った時に、たまたま手に取っただけですが舞台が広島で、アルコール(ビール)と広告の話もあるってんで気楽に購入しましたが、意外とはまりました。
読んでる節々に広島弁と濃いいキャラ(元893さん)も出てきたり。
ただ広島人として少々複雑な気分でした。確かに方言はきついし、その筋の方も裏に表にいらっしゃいますが、特筆して迷惑なレベルではないと思うんですが往年の映画の影響からか、舞台が港町ってこともあるからなのか…。
著者がサントリー勤務時代の実体験に基づいたお話らしく、強者(キリンの強い広島)に立ち向かう弱者(ビールシェア数%)っていう分かりやすい設定もいいですね。
花形の宣伝部から転勤(左遷?)で営業マンとなり、腐る主人公が頼れる先輩や上の顔色ばかり気にするくそ上司など社内外の影響を受け社会人として人間としても成長する姿は、なかなか爽快。
懐かしの昭和のビジネススタイルがプンプンしてて、ワイの若かりし頃を思い出させてくれるのも良かった。今だったらコンプラ的に絶対できんなぁってところも実際に体験してきたギリギリの世代なので、苦笑いと共に心が熱くなりましたとさ。
天気のいい日に、ガーデンチェアに腰掛けビール片手に読むといいですよ~♪
ワイはサクッと気楽に読み切れる感じが好きで、同著者の「バー・リバーサイド」もポチっと購入しやした。
See you later !